2012-07-24

Q.E.D.進学塾の公立中学2年生~1次関数の5行テスト

Q.E.D.進学塾の公立中学2年生のSちゃんとNちゃんが昨日1次関数の5行テストで満点を取りました。下記の5行をそのまま書いてもらうテストです。よく覚えてきてくれました。

1. y=ax+b 
2. 一次関数の式
3. 直線の式
4. b=y切片=y軸との交点(0,b) 
5. a=傾き=変化の割合=↑/→=Δy/Δx=y2-y1/x2-x1

昨日の授業では『直線の式を求めなさい。』という問題を解きました。生徒たちは「直線の式」が「y=ax+b」と同義であると直ぐに気づくことができました。上記を覚えた成果です。数学は覚えることが少ない教科ですが、用語とその定義だけはどうしても知っておく必要があります。問題文に「直線の式を書け。」と言われて、何を答えに書けばいいのか分からないのでは困るのです。問題文を読めば瞬時に答えの書き方、すなわち「形」が浮かぶことが肝要です。

夏期講習期間中を通して上記の5行を毎日テストします。夢に出てくるくらいに定着を図りたいのです。その上で「覚えたことをいかに使うか。」を学ぶのです。数学の1次関数は夏休みに学習する5教科のうち唯一の予習単元です。2学期の中間テストに向けてのアドバンテージを取りに行く唯一の単元とも言えます。

定期テストが目先の目標であることは確かです。しかし、最大の目標ではありません。1次関数の学習を通して「学び方」を知ってもらうことがいちばんの狙いなのです。まず定義を学ぶこと。そしてその使い方を学ぶこと。その場しのぎではない、本質的な「学び方」を身に着けてほしいものです。

0 件のコメント:

コメントを投稿