2012-07-20

Q.E.D.進学塾の夏期講習会~既に実質的開講(3)

Q.E.D.進学塾の夏期講習会は来週の月曜日の7月23日が開講日です。しかし私立中学校2年生のMちゃんは既に夏期講習会の真っただ中です。昨日はまず英語の『みるみる』にて関係代名詞を、続いて数学の『アポロン』にて連立方程式の文章題を、最後に理科の学校課題にて光の性質を、と淀みなく学習できています。

Mちゃんは7月23日に英語の『みるみる』を履修完了予定です。それに代わって7月24日からは『英検3級ドリル』を学習します。しかし今後も学習の流れは変わりません。『英検3級』→『アポロン』→『学校課題』の順です。

昨日、数学の『アポロン』を学習していたときのことです。今日塾をお休みするMちゃんは、
Mちゃん「63ページは塾でやって、62ページを宿題でやってくる。毎日やらないと忘れちゃうもん。」
塾長「えらいねぇ(*^.^*)」

「えらい」の内容は2点です。1点目は「毎日」学習することの大切さをMちゃんがよく分かっていること、2点目は自分で学習計画を立てられたことです。

62ページと63ページはどちらも連立方程式の文章題(割合)です。テキストに載っていない解法を教えたのですが、Mちゃんはそれをすぐに習得して早く正確に解くことができ るようになりました。せっかく覚えた解法を忘れたくなかったのでしょう。それがよく表れた前記の「毎日やらないと忘れちゃう」発言です。

Mちゃんは問題の難易度を見る目が肥えてきています。独力で解ききることができる問題か否かの目算が立てられるのです。それでMちゃんは「62ページを宿題で」と指定してきたのです。

そのMちゃんの「見る目」を英検の学習にも活かしたいと思います。塾長は「この2ページの英単語を5日で満点にする。」という大枠のみを指示します。そしてその5日間の学習の割り振りはMちゃん自身に決めてもらうのです。

やらされる勉強よりやる勉強です。自ら計画し実行することは学習意欲を高めるのです。すると早く覚えて遅く忘れます。つまり習得期間が短縮され、しかも長期間忘れずに覚えておくことができるのです。「やらされる」ことのほうが多かった6年生の受験期の学習から脱皮して、「やる勉強」が身に着いてきたMちゃんの成長をうれしく思います。

Aちゃんはこれから受験期へと向かいます。いかに「やる勉強」を増やして「やらされる勉強」を減らすか、そのための種を今蒔いているところです。その種が芽を出す時期にしたい夏期講習会です。

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