2012-07-11

Q.E.D.進学塾の公立中学2年生~自信をつける2学期

Q.E.D.進学塾の公立中学2年生がおやつをたくさん持ってきてくれました。おばあちゃんからの差し入れだそうです。手提げ袋2つにいっぱいのおやつの山です。本当にありがとうございました。

数学では今「一次関数」を学習しています。中学2年生の数学でいちばんの難所です。数学の成績が4の子でも、分からなくなる子が続出する単元です。関数の基礎となるのが「座標」です。その座標がどうも読み取れていないように感じた塾長は生徒に尋ねました。
塾長「Nちゃん、分からないなら言ってね。」
Nちゃん「分からない^^;」

中学校1年生で既に学習した「座標」が読めなかったショックよりも、正直に言ってくれたことをうれしく思いました。学習意欲のある証拠だからです。意欲を失った子は、先生の説明を聞くことを回避するために、たとえ分からなくてもスルーしたがるのです。

1学期期末試験の答案が返却されました。結果は思わしくありませんでした。しかしそのことについての叱責はしませんでした。学習意欲十分な子たちです。必ず巻き返してくれます。2学期中間試験に期待したいと思います。

次回の定期試験では是が非でも成績を上げなければなりません。ただ点数を取るだけでなく学力そのものの底上げも必要です。地力を強化する夏期講習会にしたいものです。そのために次回試験範囲の予習に力を入れたいと思います。まず学校ワークを学習し、その補題に塾教材を学習します。

ただやみくもに先を急ぐつもりはありません。砂上の楼閣を建てても意味がないからです。2年生の「関数」を予習している最中に、1年生の「座標」を復習した前記の例のように、新規学習単元の基盤となる既習単元の復習にも力を注ぎます。必要とあれば小学校履修内容に立ち戻ることさえ厭いません。

Q.E.D.進学塾は築36年の木造建築です。しかし昨年3月11日の大地震では3冊の本が棚から落ちただけで、他は全くの無傷でした。不思議に思って大家さんに尋ねたところ、家は職人さんの手仕事だそうです。建築当時、大家さんの同級生のお父さんが工務店を経営していたためです。既製品、すなわち工場でできた部品をはめ込むだけの建築ではこうはいかないと思います。

下級学年で学んだことが「土台」です。その堅固な基礎工事の上に「手仕事」で丈夫な建物を築きたいものです。

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