2020-06-02

QED進学塾の小学5年生~昨日の国語とこれからの学習

QED進学塾の小学5年生は昨日の国語に読解問題の記述式問題を学習しました。
昨日は前回の宿題を見たのち、今回の宿題となる問題の解法について学習したのですが、計1時間を要してしまいました。

現在学習中の国語教材は難易度が高く、児童はそれを苦痛に感じているようです。
1.本文中の語句が難しい。
2.本文の文章の構成や論理の展開が難しい。
3.設問が難しい。(特に記述式問題)
この三拍子が揃ってしまっては、大苦戦が避けられないのも必然でしょう。

そこで、これからの国語学習の進め方を変えることにしました。
上記1.の対策として、辞書やインターネットを駆使して語句の意味を詳しく調べることを、国語学習の中心に据えることにしたのです。
児童は、語句の意味調べを日々積み重ねて行きます。
もちろん、その狙いは語彙力の大幅な伸長にあります。

語句の意味調べがひととおり終われば文意がくみ取れます。
その文意を要約するのが次の段階です。
要約は平易な言葉で簡潔に書くようにします。
読解力と表現力を同時に養うことが狙いです。

児童の学習する国語教材には、テーマそのものが小学生には難しすぎるのではないかと思える文章が登場します。
たとえば比較文化論が登場したこともありました。
ひとつの例として、その文の要約を書いてみます。

【要約】
よその国の文化を理解することは難しい。
だが理解する方法はある。
それはほんの少しの想像力をもつこと、ただそれだけでよい。
【要約終わり】

要約文は、上記のように短文3行だけでも十分です。
児童が、自分の言葉で、自分の書きやすい長さで、自由に書いてほしいと塾長は思うのです。

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