QED進学塾の小学5年生は、一昨日の算数の時間に突然質問をしました。
それは、うるう年についての質問でした。
児童「どうして2月は28日までの年と29日までの年があるの?」
塾長「1年=365.25日だからだよ。」
塾長は「下一桁が00の年は例外(4の倍数なのに2月29日がない)」であることには触れずに質問の回答をしました。
塾長がそこまで詳しく説明してしまうと、児童の頭の整理が追い付かないと判断したからです。
365.25×4
=(365+0.25)×4
=365×4+0.25×4 ← 分配法則
=365×4+1
=365×3+365+1 ← かけ算の分割
=365×3+366
上記のようにして、「4年でワンセット」(365日の年が3年と366日の年が1年)であることを児童は納得してくれました。
また、「うるう年」の学習には副次的効果もありました。
それは、児童が学校で習う計算法則を2つ(分配法則とかけ算の分割)復習できたことです。
さらに、「数式で説明する」ことの練習にもなりました。
小学生が上記の6行の数式を書ければ、それは証明問題を完璧に記述したことになるのです。
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