2020-05-11

QED進学塾の小学5年生~本日の学習予定(算数・国語)

QED進学塾の小学5年生の本日の学習予定(算数・国語)です。

算数は16級H8番を学習します。
【16級H8番】
2と10/21-1と9/14(「と」は帯分数を表す)

この問題1問で、先週学習した、
1.分母の最小公倍数で通分すること。
2.分数の減法の筆算(繰り下がりあり)。
の2つが復習できます。
また、この問題に用いられている数字は、先週学習した問題のそれよりも難しい数字なので、さらなる強化学習ができます。

国語は記述問題に挑戦します。
1行でも2行でもよいので、とにかく書く練習をします。
記述問題の満点を最初から取ることは難しいかもしれませんが、まずは部分点を獲得することから練習です。

【問題】
作者が言いたかったことを、「ファーストネーム」「新しい世界」の2つの言葉を使って、60字以内で書きなさい。

ここで、「新しい世界」に注目します。
「新しい」という言葉のイメージから、これは「よい意味」で用いられている言葉だと推測できます。
であるならば、答案で使用が義務付けられている2つの言葉(必須2語)を、作者は肯定的に捉えていることになります。
ということは、この「必須2語」を実現するためにはどうすればよいか、どのような姿勢で臨むべきか、が作者の言いたいこと(本文の要旨)でしょう。
そのような観点で本文を読めば、問題で求められている「作者が言いたかったこと」が何であるかが見えてくるはずです。

今日の国語の授業目的の第一は、児童がこの理論を理解することにあります。
(それを理解したうえでの)第二は、児童が理論に沿った答案を1行でも2行でもいいから作成することにあります。
牛の歩みのよし遅くとも。
一歩一歩着実に歩みを進めて行きたいものです。

時間が許せば、上記に加えて塾長の自作問題を2問学習する予定です。
【塾長自作問題1】
作者が言いたかったことを、「地球温暖化」「環境破壊」の2つの言葉を使って、60字以内で書きなさい。

環境問題は公立中高一貫校の適性検査における頻出問題ですから、それに合わせて塾長が作った問題です。
この問題では、「破壊」という言葉のイメージから、先ほどの問題とは逆に、これは「悪い意味」で用いられている言葉だと推測できます。
であるならば、「必須2語」を作者は否定的に捉えているわけです。
ということは、この「必須2語」を回避するためにはどうすればよいか、どのような心構えが必要か、が作者の主張(本文の要旨)となるでしょう。
児童が【塾長自作問題1】をこのような観点で見ることができれば、本日の授業は大成功です。
さらに欲を言えば、児童がこの「必須2語」を用いて、自らの考えを短文で表現できれば最高です。

さらなる発展学習のための次の1問です。
【塾長自作問題2】
作者が言いたかったことを、「地球温暖化」「環境保全」の2つの言葉を使って、60字以内で書きなさい。

この問題では必須2語が異符号です。
「地球温暖化」が負、「環境保全」が正です。
このような「異符号」の問題は、先ほどの【塾長自作問題1】のような「同符号」の問題よりも難易度が上がります。
それでも、児童が先ほどと同様の短文を作成できれば、これはもう免許皆伝です。

さて、明日のQED日誌の記事の予告です。
「国語読解問題の解法」について書きます。

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