QED進学塾の小学5年生は、一昨日の算数の時間に「分数のわり算」を初めて学習しました。
算数において最も重要な数は「1」です。
算数の「単位元」(E)として基準となっている数が「1」なのです。
単位元をE、Aの逆元をA^-1とすると、
A・A^-1=E。
□×(□の逆数)=1。
「逆数」は、これほど重要な「1」を学習するのに絶好の単元なのです。
そこで、一昨日は逆数について詳しく学習しました。
【逆数の定義】
逆数=かけて1になる数。(積が1。)
【かけ算と数の大小】
1よりも大きい数をかけると増える。
1よりも小さい数をかけると減る。
かけられる数が1より小さければ、それに1よりも大きい数をかけて(=増やして)1にする。
かけられる数が1より大きければ、それに1よりも小さい数をかけて(=増やして)1にする。
このことを式で書くと、
(1より小さい数)×(1より大きい数)=1。
(1より大きい数)×(1より小さい数)=1。
児童は、以上のことをまずは「言語」で理解しました。
そのためには60分の時間投資が必要でしたが、今後1年半でその何百倍ものリターンがあることは間違いありません。
次に、児童は実験をしました。
言語で理解したことを、実際にかけ算をして数字で確かめたのです。
最後に、児童は計算問題(分数のわり算)を解き見事完答しました。
実験開始から問題完答までに要した時間は、わずか10分でした。
これで、児童が分数の四則計算を毎日宿題で解くことが可能になりました。
塾長は、児童の宿題の出来を見ながら次のステップへと進むタイミングを計ります。
新教材『コア』にて新単元「体積」を学習開始する日は近そうです。
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