2020-05-21

QED進学塾の小学5年生~昨日の国語

QED進学塾の小学5年生の現在学習中の国語教材は『アインストーンPrimary』です。
児童は、同書の記述式問題に苦戦しながらも全力で答案を作成しています。
そして、解けなかった問題は塾長に質問します。
塾長は、答えそのものを教えることはありません。
その代わり少しずつヒントを与えます。

児童は、塾長の出すヒントを真剣に聞きます。
そして、児童は、そのヒントをもとに答案作成のイメージを思い描きます。
その時点で、答案を作成できないと児童が思えば、児童は塾長にそれを伝えます。
昨日、塾長が国語の宿題を出題したときもそうでした。
児童は「解けないかもしれない。」と正直に塾長に言ったのです。

その宿題は、指示語の内容を「30字以内で書きなさい。」という問題でした。
塾長は、いくつかのヒントを出しました。

1.指示語の内容は指示語よりも「前」に書いてあることが多い。
2.「前」を探すときは、指示語に近い行から順番に。
3.指示語の直下に「だけ」という副助詞がついている。
4.指示語の2行前に「ばかり」という副助詞がある。
5.「だけ」と「ばかり」は類義語である。
6.以上のことから、指示語の内容は、「ばかり」のすぐ上に書かれていると推測できる。
(ただし、「副助詞」の詳細には触れず。)
このヒントを聞いて児童は「(宿題が)できそう。」と嬉しそうに塾長に言いました。
児童の学習への取り組みはいつも素晴らしいです。
何とかして問題を解こうとする意気込みが伝わってきます。

(1)自力で問題を解く。
(2)解けなかった問題を質問する。
(3)答えそのものではなく、解法のヒントをもらう。
(4)それでも分からなければ、塾長に正直に言う。
(5)追加のヒントをもらう。
(6)解けなかった問題に再挑戦する。

児童がこのような勉強を続けていれば、国語の実力は自ずと身に着いてきます。
答案作成に全力を尽くす姿勢は成長の原動力です。

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