QED進学塾の小学5年生の現在学習中の国語教材は『アインストーンPrimary』です。
児童は、同書の記述式問題に苦戦しながらも全力で答案を作成しています。
そして、解けなかった問題は塾長に質問します。
塾長は、答えそのものを教えることはありません。
その代わり少しずつヒントを与えます。
児童は、塾長の出すヒントを真剣に聞きます。
そして、児童は、そのヒントをもとに答案作成のイメージを思い描きます。
その時点で、答案を作成できないと児童が思えば、児童は塾長にそれを伝えます。
昨日、塾長が国語の宿題を出題したときもそうでした。
児童は「解けないかもしれない。」と正直に塾長に言ったのです。
その宿題は、指示語の内容を「30字以内で書きなさい。」という問題でした。
塾長は、いくつかのヒントを出しました。
1.指示語の内容は指示語よりも「前」に書いてあることが多い。
2.「前」を探すときは、指示語に近い行から順番に。
3.指示語の直下に「だけ」という副助詞がついている。
4.指示語の2行前に「ばかり」という副助詞がある。
5.「だけ」と「ばかり」は類義語である。
6.以上のことから、指示語の内容は、「ばかり」のすぐ上に書かれていると推測できる。
(ただし、「副助詞」の詳細には触れず。)
このヒントを聞いて児童は「(宿題が)できそう。」と嬉しそうに塾長に言いました。
児童の学習への取り組みはいつも素晴らしいです。
何とかして問題を解こうとする意気込みが伝わってきます。
(1)自力で問題を解く。
(2)解けなかった問題を質問する。
(3)答えそのものではなく、解法のヒントをもらう。
(4)それでも分からなければ、塾長に正直に言う。
(5)追加のヒントをもらう。
(6)解けなかった問題に再挑戦する。
児童がこのような勉強を続けていれば、国語の実力は自ずと身に着いてきます。
答案作成に全力を尽くす姿勢は成長の原動力です。
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