2015-08-25

Q.E.D.進学塾の小学5年生~目を輝かせて算数学習

Q.E.D.進学塾の小学5年生のKoくんは、今夜から分数のかけ算を履修開始しました。

塾長「朝の授業にもおいでよ。」
Koくん「朝は遊びに行ってた。」
塾長「朝は(いとこの)Moちゃん先生が来るから避けているんでしょ?」
Koくん「うん・・・」
塾長「男なら逃げちゃだめよ。」
Koくん「はい。」

KoくんはMoちゃん先生にしごかれることを恐れています(笑)

Moちゃん先生の授業方針ははっきりしています。学習進度が大幅に遅れている漢字を最優先して多くの時間を割きます。得意の算数は後回しです。その結果、学習量は国語:算数=3:1です。

Koくんは明後日の朝、Moちゃん先生の授業を受講すると塾長に約束してくれました。そのご褒美として、塾長は今夜の授業でKoくんが好きな算数を目一杯楽しんでもらうことにしました。

塾長「昨日塾長は、Yちゃんのお誕生会のケーキを予約して来たんだよね。1728円。これがどんな数字だか分かる?」
Koくん「知らない・・・」
塾長「『ガリバー旅行記』にこんな文章があるよ。『ガリバーは1728人のごはんを食べました。』」

塾長はKoくんに、12×12×12=1728を教え、Koくんは実際にこれを計算して確認しました。

塾長「18×18×18/12×12×12=5832÷1728を計算するのは大変だよね。」
Koくん「地獄だ・・・」
塾長「だから先に約分するんだよ。」
Koくん「なるほど。これなら簡単。」

Koくんは「約分が先。かけ算は後。」の大原則を実感を伴って理解することができました。

Koくん「分数のかけ算が楽しかった。」
塾長「よかったね。これからおばあちゃんちでお肉を食べるのよね。」
Koくん「うんうん。今日は楽しいことばかり。」

Koくんが嫌いな漢字をMoちゃん先生に鍛えてもらう時間=鞭、Koくんが好きな算数を塾長に教わる時間=飴、このように苦もあれば楽もある時間割で、Koくんの国語と算数の学力を伸長して行きたいと塾長は考えています。

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