2015-07-08

Q.E.D.進学塾の中学3年生~夏期講習会に向けて(4)英語編

Q.E.D.進学塾の中学3年生たちは、先週「夏期講習会で何を学びたいか」のアンケートに答えました。

1.【中3生の全員が挙げた項目】これまでに習ったところ全部。
2.【中3生のうち複数名が挙げた項目】長文読解。
その集計結果のうち、英語に関するものは上記の通りです。

「習ったところ全部」という表現は、漠然としていてよく分かりません。そのため塾長は個別に聞き取りをしました。

そこで分かったのは、「現在進行形」や「不定詞」といった文法事項を学び直したいと生徒が希望していることでした。

【英文法】
(1)塾長が『英文法のまとめ』を作成する。
(2)夏期講習会の冒頭の授業で生徒が(1)を学ぶ。
(3)(1)の小テストを行う。
(4)『みるみる英語』の基本文にて問題演習を行う。
このような流れで夏期講習会の英語の授業を進行します。

中3生の全員が『みるみるわかる ステップ式 英語(中1・中2・中3)』の3冊を既に持っています。夏期講習会用のテキストをわざわざ用意する必要はありません。塾長の自作問題と『みるみる英語』の基本問題の2つを組み合わせて、英文法を効率よく学んでいきたいものです。

【長文読解】
『みるみる英語-中3』には「入試へstep up 長文読解攻略道場」(全8講座)が掲載されています。夏期講習会で「長文読解を学びたい。」と希望する子たちは、この8講座を学習します。

埼玉県公立高校入試の英語では、全国で2番目に長い長文(全国1位は東京都)が出題されます。読むだけで試験時間の多くを消費してしまうのです。

英語長文の全文を和訳していては時間が足りません。そこで速読のための技術が要求されます。

パラグラフリーディングという技術で、意味のまとまりごとに和訳しながら長文を読み進めるのです。「完全な和訳を作らなくても意味が取れる」ことにより読む速度は格段に向上します。「長文読解攻略道場」の8講座は、パラグラフリーディングを習得するための講座なのです。

ただしこの講座のパラグラフの設定は、やや長すぎるところが多々あります。6単語以上のパラグラフが登場するのです。

そんなときは塾長がパラグラフを更に短く区切る手法を教えなければなりません。6単語→2単語+4単語のように。

生徒が8講座を無理なく学習するために、生徒一人一人の読解の習熟度に合せて手を加えて行きたいと塾長は考えています。

[追記]
『英文法のまとめ』を作成完了しました。

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