2013-05-19

Q.E.D.進学塾の私立中学3年生~土日の宿題

Q.E.D.進学塾の私立中学3年生のMちゃんの土日の宿題は以下の3つです。
1. 『アポロン数学-中3』・・・・・・強化トレーニング0.5ページ(復習問題)
2. 『みるみるわかる 理科の要点-中3』・・・・・・陽イオンと陰イオンのイオン化列(発展学習=化学=高校の履修範囲)
3. 『英検準2級総合対策教本』・・・・・・第2章「英熟語」②(30語)

このうちMちゃんがいちばん苦労しているのが3.の英熟語です。先週の宿題は同書の第2章「英熟語」①(30語)でした。Mちゃんは週明け月曜日の熟語テストで28問を正解しました。正答率93%です。

塾長「Mちゃんはほんとによく覚えているのね。」
Mちゃん「がんばったもん。すごく大変だったんだよ。」

Mちゃんの言う「すごく大変」は納得できます。塾長が高校2年生のときに単語テストが毎日実施されていました。1ページ30問のテスト範囲の中から10問が出題されて合格点は8点、不合格者(7点以下)にはもれなく居残り勉強がついてきました。塾長は居残りを回避するために毎日必死で覚えたものです。このことからつい先月中学3年生になったばかりのMちゃんが、土日で30問を覚えることがどれだけ大変かよく分かります。にもかかわらず9割以上の単語を覚えてくるMちゃんはとてもえらい子です。塾長はMちゃんが3年生になって急速に頭の回転が速くなったように感じています。それに比例するようにMちゃんが覚えものに要する時間も短くなっています。

塾長「1ページまるごと(40語)覚えてくる?」
Mちゃん「むりい・・・」

Mちゃんは自分の覚えられる量を正確に把握していて、自らの許容量を超える場合はその旨を自己申告してきます。Mちゃんは単に宿題の量を減らしたくて「無理」と言っているのではなく、自分が覚えられる量を宿題にしてほしいと考えているのです。それはMちゃんの単語テストの高得点からうかがい知ることができます。塾長が気を付けなくてはならないのはMちゃんに過負荷を与えないことです。塾長はMちゃんの言葉によく耳を傾け、必要があれば他の教科の宿題を減らすなどして、Mちゃんの学習量の総量を適正に保たなくてはなりません。

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