2023-11-08

QED進学塾の磁石式黒板~チョークレスボードが2枚

QED日誌の昨日の記事のつづきです。
中学2年生のUくんのお父さまが興味津々だった、チョークレスボードのお話です。

QED進学塾で現在使用中の黒板(チョークレスボード)は、まだ教室が東京都板橋区の蓮根駅前にあった20年前に購入したものです。
20年選手ですが、造りが丈夫で傷みもへたりもありません。
2枚まとめ買いの大特価で10万円でした。

チョークレスボード < ホワイトボード < 黒板。
教室の空気の汚れの少ない順に並べると上記のようになります。
黒板は白い粉が舞い、ホワイトボードは黒い粉が下に落ちます。
それに対してチョークレスボードは、空気を全く汚しません。
ネックはイニシャライズ(導入価格)の高さのみでした。

QED進学塾蓮根校の開校準備中にもかかわらず、教室を訪ねてきた親子がありました。
まだ黒板も購入していない時期でした。
その子が小児ぜんそくだったため、塾長は迷わずチョークレスボードを選択しました。
それから20年が経過した今、この選択が大正解だったことを塾長は実感しています。

黒板やホワイトボードの筆記具は、前者がチョーク、後者がボードペンで、どちらも消耗品です。
消耗品と言っても、物質が消えてなくなるはずもなく、それは粉となって教室の空気を汚します。
また、ランニングコスト(消耗品代)もかかります。
一方、チョークレスボードの筆記具はマグネットペン(永久磁石)ですから、半永久的に使えて粉も発生しません。
本当にいいことずくめです。

チョークレスボードの唯一の欠点は、色分けができないことです。
黒板のチョークやホワイトボードのボードペンならば「赤」がありますが、チョークレスボードのマグネットペンにはそれがありません。
それでも「太字」はあるので、それを赤の代用としています。
そして、今のところ不都合はありません。

現在チョークレスボードの大サイズは生産されていません。
買い直しが効かない品ですから、大事に長く使い続けたいものです。

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