2023-11-19

QED進学塾の中学1年生(E)~今回の歴史

QED進学塾の中学1年生のEくんの今回の歴史です。

Eくんは、いつも授業の冒頭に「今日はこれを勉強したい。」と意思表示します。
このことは、Eくんがその日の明確な学習目標を持って登塾してきている証左であり、塾長はぜひこの習慣を継続してほしいと願っています。
今回Eくんが指名した科目は、珍しく歴史でした。
Eくんが社会科を教えてほしいと言うことは、そう多くないのです。

Eくん「これは何?」
塾長「それは六波羅探題(ろくはらたんだい)と読むのよ。」
社会科の用語(特に歴史や公民)には、難読漢字や読めても意味の取りづらいものが多いのです。

塾長は、その用語の意味と、なぜそれが設置されたかの時代背景・歴史的経緯を物語仕立てで授業解説しました。
ちゃっかりと国語の授業も織り交ぜながら。
30分間にも及ぶ物語を、Eくんは興味深そうに傾聴してくれました。

歴史を学ぶのに大切なことのひとつに、その時代時代の勢力図を把握することがあります。
もう少し詳しく言えば、政治の実権は誰が握っているのか、そしてその基盤はどのくらい強固なものなのか、対抗勢力にどんなものがあって、権力者との力関係はどうなっているのか、などなどを理解しておくことです。

今回の授業でEくんは「六波羅探題」の質問から、関連事項や経緯などを学習するとともに、
「歴史の学び方」をも学ぶことができました。
特に後者は、目の前の2学期期末試験のみならず、この先の中高6年間の学びに好影響を与えるものであったことでしょう。
Eくんの今後の成長を促しそれを見守ることが、塾長の大きな楽しみの一つとなっています。

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