2023-09-01

QED進学塾の塾生たち~本日は2学期の始業式

QED進学塾の塾生たちは、本日2学期の始業式を迎えます。
3学期制の学校で最も長い学期の始まりです。
昨日までの夏期講習会で塾生たちは、長距離を走り抜くだけの体力、すなわち基礎学力を身に着けました。
それにものを言わせて、長い2学期を元気に走り抜けてほしいところです。

夏休みが終わって2学期が始まると、塾の授業の進め方も変わります。
学校の授業進度に合わせて塾の授業を進める必要性があるからです。
今日からは、夏休みのようにテーマを絞り込んで深化学習をする余裕がなくなります。
それでも、複数教科の融合学習など、少しの余裕を見つけてはできる勉強もあります。
学校授業を塾の授業のペースメーカーとしながらも、ただ学校補習に追われるだけの授業になってしまっては面白くないので、常に「楽しいこと」を見つけながら勉強して行きたいものですね。

先取り学習は楽しいものですが、1学期の復習も大切です。
Eくんの数学の先生は、1学期の期末試験の一部の問題で、1学期の中間試験のテスト範囲の計算問題を出題しました。
塾長は、その先生の出題の意図を理解できます。
計算の基礎の基礎を疎かにしていては、その先の積み上げ学習がままならない、だから基礎を大切にしよう、学校の先生のそんなメッセージが込められた、期末試験の「計算問題」の出題だったと、塾長はそのように受け取ったのです。

英語についても同様のことが言えます。
英語も数学と同じく積み上げの教科だからです。
たとえば、be動詞の現在形のis,am,areの理解が不十分な子が、be動詞の過去形のwas,wereを勉強したらもっと分からなくなるように。
つまり、前段階のことが分からないと、その次はもっと分からないというわけです。

塾生が今学校で習っていることが分からなくなっているからと言って、「今」の勉強だけにフォーカスするのは得策ではありません。
先ほどのbe動詞の例のように「以前」習ったことが分からなくなっていることが、「今」分からない原因となっているかもしれないからです。

分からない原因がどこにあるのかを見つけるのは、塾長の仕事です。
塾生の仕事は、分からないことを「分からない。」と正直に言うことです。
だから、少しでも疑問を抱いたらどんどん質問してください。
学校授業と、塾での質疑応答と、それらを復習するための毎日の家庭学習と、この3つが上手く循環してこそ継続的な学力の伸長が望めるというものです。
この2学期もいっしょにがんばって行きましょう。

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