2023-09-13

QED進学塾の中学1年生(E)~今回の数学(2)

QED日誌の一昨日の記事のつづきです。

Eくんは、同問題を表を作成して解きました。
まず、1行目に登場人物の「かんた」くんと「父」を左右に並べて書きます。
そして、2行目に「現在」の年齢を、3行目に「x年後」の年齢を書きこみました。
ここで、2行目と3行目の縦幅を広くしておくのがみそです。
なぜなら、破線で上段と下段に分割するからです。
上段には文字を、下段には(分かり次第)数値を、それぞれ記入することで、視覚的にも分かりやすいうえに、たしかめ算も容易になります。

なんと、Eくんは塾長が表の書き方を説明している途中にもかかわらず、その先の表の書き方を知っていました。
Eくんは、夏期講習会の化学反応式の授業で同様の表の書き方を1度経験していたからです。

1行目の「かんた」くん=化学反応式の左辺。
1行目の「父」=化学反応式の右辺。
2行目の「現在」=反応前。
3行目の「x年後」=反応後。

以上のように置き換えると、Eくんが夏休みに勉強した化学反応式の表と、今回授業で学習した年齢算の表とが、きれいに対応しているのです。
その点を塾長が説明する前に、自分で気づいたEくんは立派です。
それだけEくんが塾の授業を真剣に聴講していることも、それを正しく理解していることも、さらには理解したことを家庭学習で定着化させていることも、この「気づき」が証拠となって説明が付きます。
塾長は、Eくんが現在の学習習慣を今後も継続して、学力を積み上げ続けてくれることを大いに期待し、またEくんがそれを何事もなかったようにやってのけることを信じて疑わないのです。

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