2020-04-30

QED進学塾の小学5年生~小数から分数へ(2)

QED日誌の昨日の記事の続きです。

児童が通分を学ぶのに大活躍してくれたのは、児童がその日に解いたばかりの【18級D10番】と、以前学習した【分数の読み方・意味】でした。

1.【18級D10番】
 24.45÷75
=(24.45÷3)÷(75÷3) ← 約分と同値
=8.15÷25
=(8.15×4)÷(25×4) ← 通分と同値
=32.6÷100
=0.326

2.【分数の読み方、意味】3/4
下から読むと「4分の3」、1つのケーキを4等分したうちの3つ分。
上から読むと「3わる4」(3÷4)、3つのケーキを4人で等分したときの1人分。

児童は、上記の1.2.を組み合わせて、
【16級A7番】1/6+2/3を解きました。
 2/3
=2÷3
=(2×2)÷(3×2)
=4÷6
=4/6

この仕組みを正確に理解したうえで、以下のように簡略に解きます。
【16級A7番】
 1/6+2/3
=1/6+2×2/3×2
=1/6+4/6
=5/6

こうして、児童は通分を必要とする分数のたし算・ひき算がすらすら解けるようになりました。
そして、得意満面のままその日の算数の授業を終えたのです。

さて、本日の学習予定は、
1/a±1/bにおいて、
(1)a,bが「互いに素」である場合。
(2)a,bが「共通因数を持つ」場合。
この2つの解き方を学びます。

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