2020-04-14

QED進学塾の小学5年生~1問から多くを学ぶ

QED進学塾の小学5年生は、昨日の算数の時間にたった1問の計算問題から多くのことを学びました。

【問題】3.4×1.2×5

■児童の1回目の解き方
与式=4.08×5=20.4
前から順番にかけ算をしています。

そこで塾長は、
×5=×10÷2・・・★
を教えました。

■児童の2回目の解き方
与式=4.08×5=2.04×10=20.4
早速児童は★を活用できました。

さらに塾長は、かけ算の結合法則と交換法則を教えました。

■児童の3回目の解き方
与式=3.4×(12÷2)=3.4×6=20.4
後ろからかけ算をして、かつ上記の★を利用しています。

児童「この解き方いいね。」
児童は計算を工夫することの喜びを知りました。

実は、この算数の時間に児童は上記の何倍ものことを学習しています。
たとえば、
「半分=÷2=×2分の1」
「3の2倍は6→『の』はかけ算」
これで次の単元を学習するための布石も打てました。

また、児童は、一つの事象を3通りの方法で説明することも学びました。
1.線分図で説明する。
2.式で説明する。
3.文章で説明する。

「説明する力」「表現する力」は、公立中高一貫校の適性検査で求められる能力です。
そして、その力を養う機会はどこにでも転がっています。
昨日の算数の時間のたった1問の計算問題でさえ、その機会として活用できたのですから。

さて、次回の算数の授業では、計算を学習しながら同時に「問題を見分ける力」を養成する予定です。

0 件のコメント:

コメントを投稿