2020-04-21

QED進学塾の小学5年生~国語の記述問題

QED進学塾の小学5年生は、塾のない日も自宅学習を大変よく頑張っています。
昨日の国語に時間に児童は、自宅学習で生じた疑問点を質問してきました。
その質問内容は、国語の記述問題についてでした。

【問題(3)】AとBの2語を使って60字以内で説明しなさい。

児童が質問してきた(3)を要約すると、上記の1行なのですが・・・・・・
実際の(3)の問題文は100字を大きく超えていました。
中高一貫校の適性検査では、たった1問の問題文の長さが100字を超えることは珍しくありません。
こうなると、本文の内容を理解する以前の問題として、問題文が何を聞きたいのかを理解する必要があります。
言い換えれば、本文の読解より問題文の読解が先決なのです。

step1.問題文を精読して「何を聞かれているのか。」「どんな形式で答えればよいのか。」を整理する。

step2.答案に使用することが義務付けられている単語[この問題(3)ならばAとBの2単語]を本文中から探し出して、その2語に下線を引く。

step3.下線を引いた単語を述語としたとき、その主語にあたる言葉「だれが」「なにが」を本文中から探し出して、その2語に下線を引く。

step4.本文の1行の文字数を数えて、それを基に答案の文字数を調整する。

塾長は、児童が質問した問題を解答・解説するだけでは勿体ないと思いました。
なので「説明しなさい。」という設問に対する答案の作り方を教えたのです。
それが上記の4stepです。

昨日の(3)では、本文の1行が32文字、下線およびその関連部分の長さは合わせて2行強でした。
設問に「60字以内で」とありますから、このままでは文字数オーバーです。
オーバーした分は、割愛できる言葉を探したり、繋ぎの言葉を短くしたりすることで短縮しました。
その結果、制限文字数内で答案を作成することができたのです。

この4stepの解法は、さまざまな問題に適用・応用することができます。
活躍の場が多い解法を児童・生徒が身に着けてほしい、それを塾長はいつも願っています。

0 件のコメント:

コメントを投稿