QED日誌の昨日の記事の続きです。
【問題1】これ(=下線部)は、・・・(中略)・・・見いだすことができる。
「これ」とは何を指すか50字以内で答えなさい。
児童にとって問題文に使われている言葉自体が難しいこともあります。
上記の【問題1】では「見いだす=見つけ出す」が難関でした。
これを誤って「見いだす=見て出す」と勘違いしてしまうと意味が通らなくなってしまいます。
今はまだ小学5年生になったばかりの4月ですから、分からない言葉があちこちにあって当然と言えます。
これから語彙力を徐々に増やして行きたいところです。
読解力を支える一番の力持ちは語彙力ですが、二番目は文法力です。
たとえば【問題1】の文の主語は「これは」ではありません。
「は」が付いている言葉が主語だと単純に思い込んではいけないのです。
文中に主語はなく、もし主語を補うとすれば「人が」もしくは「人は」でしょう。
【問題1】の文をシンプルに「人が□を見つける。」と捉えることができれば、【問題1】が□に当てはまるものを問われている問題であることが直ぐ分かります。
文法力は文の構造を把握するのに一役買ってくれるのです。
0 件のコメント:
コメントを投稿