2015-11-25

Q.E.D.進学塾の全体授業~黒板とノート

Q.E.D.進学塾の中学3年生は、昨夜の英語の授業で分詞を学習しました。ここは2学期期末試験のテスト範囲です。

【名詞】
「が」を付けられることば。(「を」が付けられることば。)
lions 「ライオンたち」
zebra 「しまうま」

【動詞の原型】
V「する。」

【分詞】
もとは動詞、今は形容詞のはたらき。

【現在分詞】
Ving 「Vしている。」
前置修飾(前から後ろの名詞を修飾する。)
eating lions
「食べているライオンたち」

【現在分詞句】
現在分詞とその仲間たち。
後置修飾(後ろから前の名詞を修飾する。)
lions eating a zebra
「一匹のしまうまを食べているライオンたち」

【過去分詞】
Ved 「Vされた。」
前置修飾(前から後ろの名詞を修飾する。)
an eaten zebra
「一匹の食べられたしまうま」

【過去分詞句】
過去分詞とその仲間たち。
後置修飾(後ろから前の名詞を修飾する。)
a zebra eaten by lions
「ライオンたちによって食べられた一匹のしまうま」

以上を板書するのに必要なスペースは、ちょうど黒板一面分です。これをノートに換算すると見開き(2ページ分)に相当します。

Moちゃん先生は、個別指導の授業をするときに、板書の代わりにノートを使います。教わる児童・生徒は、首を上げ下げしなくてよいので目線の移動が少なくて済みます。

塾長は、このことが塾生の学習への集中力を高めるのに一役買っていると感じました。そこで試しに昨夜の英語の全体授業で黒板ではなくノートを使用してみたのです。

果たして首尾よく行きました。中3生たちは、塾長の板書をノートに書き取る2割増しのスピードで、塾長のノートから自分のノートへと書き取っていたのです。

今日の板書は、明日の授業で消されてしまいます。しかし、板書の代わりにノートを使えば、授業内容は恒久的に残されるのです。

「全体授業」といえば大人数をイメージしがちですが、Q.E.D.進学塾の全体授業はせいぜい2~3名です。この人数ならば、板書に頼らずともノートで十分でしょう。

大規模化することによって得られる利点をスケールメリットと言います。しかしながら、小規模だからこそできることも数多くあるのです。これもまた逆説的にスケールメリットと言えるのではないでしょうか。

児童・生徒のひとりひとりに細かく目を配る指導をして行きたいものです。

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