2015-11-12

Q.E.D.進学塾の小学5年生~毎日の漢字学習

Q.E.D.進学塾の小学5年生のFちゃんは、定期的に漢検を受検しています。また、学校の宿題にも漢字は良く出題されます。

そのため、Fちゃんは、漢検対策問題集・学校の漢字ドリルのいずれかを毎日学習しています。漢字を勉強しない日はないのです。

1.漢字の書き順のきまりを学ぶ。
(例)貫くたてぼうは最後に書く。

2.正しい書き順で繰り返し書き取り練習をする。

3.反復練習により書き順を手が覚える。

このような学習法で漢字の書き順を覚えていく子が多いのですが、この手法はFちゃんには不向きのようです。

塾長「たて・ちょんちょんちょん。たて・ちょんちょんちょん。」
Fちゃん「うんうん。」
塾長は「非」の字の書き順をこう教えました。

塾長「ちょんちょんちょんを先に書くと、はみだすことがあるからね。きたない字になっちゃう。」
Fちゃん「なるほど。」

Fちゃんは、文字を美しく書くには、正しい書き順で書くことが必要だと理解したのでした。

また、Fちゃんは「言語のみ」の説明によって物事を理解することを苦手としています。しかし、図や表を見て、視覚的に理解することは得意です。

さらに、Fちゃんの日常生活に密着したこと(たとえば長く習っている習字など)と関連付けができたり、Fちゃんの納得できる理由付けができたりすると、理解の早さも深さも大幅に向上するFちゃんです。

a. 言語と図(または表)を併用する。
b. 理由付けをする。
c. 日常生活との結び付けをする。

これらを組み合わせることが、Fちゃんの学習指導に有効であると塾長は考えています。

0 件のコメント:

コメントを投稿