2015-11-22

Q.E.D.進学塾の中学1年生~学習に自主性

Q.E.D.進学塾の中学1年生のKくんは、この春に『計算の級別トレーニング』にて小学校の算数から復習を開始し、現在『アポロン数学-中1』を学習中です。

Kくんの塾での授業態度は真剣そのもので、毎日2~3問の宿題も欠かさずやってきます。Kくんは日々の努力を積み重ねて、学校の授業進度に追いつくところまであと一歩のところまでたどり着きました。もう今週中には追いつけるでしょう。

木曜日の授業でのことです。

ウオーミングアップの3問を解き終えたKくんは、『アポロン』のページをめくりながら何かを探していました。

Kくん「あ、ここだ。」
塾長「比例式のページだね。」
Kくん「今日学校で習いました。」
塾長「塾でも比例式を解きたい?」
Kくん「はい。」
塾長「よし直ぐやろう。」

『アポロン』には、教科書対応ページが記されていません。それでもKくんが「今日学校で習ったのはこのページ。」と分かったのは、Kくんが学校授業の内容を理解している証左なのです。

そこで塾長は、Kくんの木曜日の授業予定を即座に差し替えました。『アポロン』のページを6ページ飛ばして、先に比例式を学習することにしたのです。

a:b=c:x
ax=bc
x=bc/a

上記3行が比例式の一般的な解法です。

Kくんは、1行目から2行目への式変形にやや苦戦したものの、2行目から3行目まではすいすい解けていました。

2行目から3行目の変形は、Kくんが塾で習ったばかりで、そのため学校の授業でも直ぐに理解できたのでしょう。そこに自信を持ったKくんだからこそ、「比例式を塾で解こう。」という意欲が湧いたのだと思います。

学力が身に着く→問題が解ける→学習意欲が向上する→ますます勉強に身が入る、このような好循環の入り口に今まさに立っているKくんです。

Kくんは、中学3年生のKiちゃんやKgくんによく懐いています。両名もKくんをよく可愛がります。この先輩・後輩の関係も、Kくんが楽しく勉強するための好材料となっています。

翌金曜日にKくんは、比例式を先に学習するために飛ばされた6ページを学習しました。Kくんが一日で6ページの問題を解いてくれたのは嬉しい誤算でした。Kくんの問題を解く速度は着実に上昇しています。

Kくんがこの調子で順調に学習を続け、数学を得意科目としてくれることを塾長は願っています。

0 件のコメント:

コメントを投稿