2012-08-22

Q.E.D.進学塾の小学6年生~机上と実生活

Q.E.D.進学塾の小学6年生のKちゃんの本日の理科の1問です。
【問題】図の上弦の月が南西に見える時刻を求めよ。
Kちゃんは地球が自転すると方角が分からなくなってしまって解くことができませんでした。

塾長「Kちゃんは何枕?」
Kちゃん「西枕。」
塾長「朝起きたら東枕になってる?」
Kちゃん「西枕のまんま。」

時間が経過しても方角が変わらないことを理解してもらうための質問でした。おうちの南窓は朝でも昼でも夜でも南窓です。考えてみれば当たり前のことでも、いざ机に向かって問題を解く段になると分からなくなるのは、机上の学習と実際の生活が結びついていないからです。ともすれば隔たりができてしまう机上と実生活の両者を、同一のものとして捉えられる頭を作る必要があるのです。そのためには常日頃から両者が結びつく学習をしなければなりません。机に向かって勉強しているときに自宅の方位を考えたり、車に乗っているときに天体の方位を考えたりすることが最良のトレーニングなのです。

0 件のコメント:

コメントを投稿