2015-09-30

Q.E.D.進学塾の中学1年生~文字式の計算を履修開始

Q.E.D.進学塾の中学1年生のKくんは、昨夜の数学の授業から文字式の計算を履修開始しました。

新しい単元を履修するとき、生徒の頭の中は新出事項でいっぱいになります。昨夜のKくんもそうでした。Kくんは、前単元の「正負の数」を学んでできるようになった計算のところで、手が止まってしまったのです。

【昨夜学習した問題】
 -2a+5a
=(-2+5)a
=(5-2)a・・・★
=3a

Kくんの鉛筆が止まったので、塾長は、テキストにない★の一行を追加しました。すると急にスムーズに解けるようになったKくんでした。

じっと手を止めて考え込んでいるよりも、紙に書いたほうが早く解けることはままあります。上記の例では★マークのたった一行を書くだけで、Kくんの解答速度は飛躍的に向上したのでした。

わずか1文字が計算の確実性を大幅に向上させることもあります。aの前にある「まぼろしの1」を実際に書いてみるのです。

a→1a。
棒を一本書くだけなので、所要時間は0.5秒もかかりません。

紙に書かずに暗算で解こうとして、計算に失敗することの多いKくんです。「たった一行」「わずか一文字」を書くだけで、計算の速度も正確性も大きく向上するのですから、その一行・一文字の書き方を丁寧に指導して行きたいと塾長は考えています。

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