2022-07-30

QED進学塾の中1生(U)~学校の夏期課題

QED進学塾の中1生のUくんは、今週塾に学校の夏休みの宿題を持ってきました。
Uくんが持参したのは、『夏期課題の一覧表』と『数学のプリント』です。

早速、同プリントでUくんの解けなかった問題を塾の授業で塾長が解説し、Uくんはその問題の解法を習得しました。
同問題は「約数の個数」を求める問題で、Uくんは「場合の数」の考え方を用いてこれを解きました。

また、Uくんは、問題の解法と同等もしくはそれ以上に大切なことを学びました。
それは「家庭学習のやり方」です。

Uくんは、プリントを何枚も解いて、あとでまとめて丸付けをしていました。
塾長は、これを直ちに改め、0.5ページごとに丸付けるするよう指導しました。

塾の授業でUくんは、早速「こまめな丸付け」を実践しました。
すると、最初の0.5ページで問題の解き方が間違っていることに気付きました。

自宅学習でUくんは、最初の0.5ページの問題を間違えたのと完全に同じパターンで、その次の0.5ページも同様に間違えていました。

「こまめな丸付け」をすれば、いち早く間違いに気付くことができます。
先ほどの例で言えば、Uくんは、最初の0.5ページで誤りに気付けたはずです。
そうすれば、最初の0.5ページで間違えたことを修正したうえで、次の0.5ページの問題を正しく解くことができたのです。

間違いに早く気付いて、直ぐに正しい解き方に改めた子は、その後は正しい解き方を繰り返し練習して、その解法を身に着けることができます。

ところが、いつまでも過ちに気付かず、何度も間違った解き方を繰り返した子は、やがてその悪いフォームが身に着いてしまいます。
こうなってしまうと、修正に莫大な時間がかかってしまうのです。

さらに悪いことには、やっと修正できたと思っても、しばらく時間が経つとまた昔の悪い癖が顔を覗かせることも多々あります。
それだけ「ファーストプリンティング」(初期刷り込み)は強烈だということです。

というわけで、Uくんは、細切れで丸付けをすることの重要性を知ることができました。
もちろん、このことは数学以外の教科にも当てはまることで、Uくんは全ての教科に共通する「良い勉強法」を学んだのです。

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