今回Yくんは、つい先日終わったばかりの英検の問題を塾に持参して、同検定で出題された英作文の添削を塾長に依頼しました。
塾長がYくんの英作文を見て真っ先に気付いたことは、Yくんが英語の5文型や構文といった「型」を再学習する必要があることでした。
【塾長の自作問題】(英作文)
「今日は台風一過の青空が広がっています。」
この問題を見て鉛筆が止まってしまう受験生は、おそらく相当数いることと思われます。
それは、「『台風一過』という英単語・英熟語はあったかな?」などと、日本語をダイレクトに英語に翻訳しようとする受験生が多いからです。
英作文を書くいちばんのコツは、「ダイレクトに英語にしない。」ことです。
日本語→日本語→英語。
このようなステップを踏めば、英作文をスムーズにかくことができるのです。
この問題ならば、『台風一過の青空』を2段階に分解します。
1.台風が過ぎ去った。
2.その結果として、今日は晴天である。
そうすれば、現在完了形の「結果・完了」を用いて英文を書けばよいことに気付きます。
1.The typhoon has gone.
2.So it is fine today.
なんと、大学受験の英作文が、中3までの文法知識で書けてしまいました。
どうしてこんなことができたかと言えば、問題文の日本語を英作文が書きやすい日本語に翻訳してから英作文を書いたからです。
Yくんが1日も早くこの技術を身に着けてくれることを塾長は願っています。
さて、今回授業でYくんは、英文の「型」を学びました。
次回授業では、Yくんが今回学んだ「型」に英作文を当てはめる技術を習得するために、「日本語→日本語→英語」のステップを踏んで英作文を書く演習を行います。
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