2021-02-11

QED進学塾の小学5年生~昨日の算数

QED進学塾の小学5年生の昨日の算数です。

最初に、児童は『コア 小5』にて「扇形の孤の長さ」を学習しました。
孤の長さ=直径×円周率×中心角/360度。
児童はこの式を一瞬で理解しました。
「円周の何倍か?」という考え方が直感的に納得しやすかったようです。

次に、児童は『まるいち算』にて「のべ算」を学習しました。
塾長が「仕事率の個人差を考慮しないのはなぜ?」という主旨の質問を児童にしたところ、児童は「何十人も調べるのは無理だから。」と答えました。
この質疑応答によって、児童がこれまで学習してきた「仕事算」と「のべ算」の考え方の違いがどこにあるのかを理解できていることが分かりました。
母集団が大きくなるほどに仕事率が一般的な平均値に近づくことが統計的に推論できることを、児童は心から納得できたようです。

続いて、『アインストーンPrimary』にて適性検査型問題の大問4番(追いかけ算)を学習しました。
児童は「道のりの差=速さの差×時間」「道のりの和=速さの和×時間」の関係式がどうして成り立つかを十二分に理解することができました。
運動の向きが同じ場合には相対速度が差になり、運動の向きが反対の場合には相対速度が和になることを、自動車同士の追突事故と正面衝突事故の例で納得できた児童でした。

最後に、児童は【塾長の自作問題】にて「平均の速さ」を学習しました。
【問題】120㎞はなれた温泉に行きました。行きは40㎞/h、帰りは60㎞/hで移動したので、往復の平均の速さは(  )㎞/hでした。
児童は、直感的に「答えは50㎞/h」と思ったようですが、実際に計算してみると「48㎞/h」が正しい答えになることに驚いていました。
どうして50㎞/hではないのか。
その謎を次回授業にて解明することを、塾長は児童に約束して昨日の授業を終わりにしました。
謎が解明されれば、児童は『アインストーンPrimary』の適性検査型問題の大問3番を「別解」にてすらすらと解くことができるでしょう。
それは来週のお楽しみです。

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