2021-02-10

QED進学塾の小学5年生~本日の算数の学習予定

QED進学塾の小学5年生の本日の算数の学習予定です。
前回授業での学習時間が10分間しかなかった算数ですが、今日は授業時間80分を全て算数に充当します。
学習教材は『まるいち算』と『アインストーンPrimary』の2冊です。

『まるいち算』では「のべ算」を学習します。
「のべ算」これまでの「仕事算」とどこが違うのかを児童に考察・発表してもらいます。
そののちに「仕事率」「平均値」「統計的推論」の考え方を学びます。

『アインストーンPrimary』では適性検査型問題を学習します。
前回授業で児童が「よく分からなかった。」と言ったのは大問3・4番です。

最初に大問4番にて「追いかけ算」の考え方と解き方を学習します。
「道のり=速さ×時間」を「道のりの差=速さの差×時間」に発展させて問題を解きます。
児童が単なる解法の習得にとどまらず、どうして「の差」を加えても上記の関係が成り立つのかを正しく理解することが、「追いかけ算」での学習目標です。

最後に大問3番にて「途中で速さが変わる」問題の考え方・解き方を学習します。
テキストに掲載されている2つの考え方をまず学び、さらに第3の解法である別解をも学びます。
別解では、「道のり=速さ×時間」を「道のり=速さの比×時間の比」に発展させて問題を解きます。
解法の暗記ではなく理屈を理解してもらうことが学習目標なのは、大問4と同様です。

児童が「道のり=速さの比×時間の比」を「内分点」との合わせ技で鮮やかに解くことが、大問4を学習する最終目標ですが、ここまでを1日で学習できるかは時間との相談です。
児童の理解が不十分なままに先を急ぐことだけは、決してすまいと考えている塾長です。

1.内分点の線分図の目盛り=速さ。
2.重さの比=時間の比。
3.長さの比=2.の逆比。
この1.2.3.がなぜ成り立つのかを児童が完全理解して、大問3の別解を短時間でできる「たしかめ算」として使えるようになることを、塾長は期待しています。

0 件のコメント:

コメントを投稿