2021-01-21

QED進学塾の小学5年生~昨日の算数

QED進学塾の小学5年生の昨日の算数です。
児童は『まるいち算』にて「仕事算」を学習しました。
「仕事算」の中でも特に「のべ算」と呼ばれる問題を学習したのですが、その解法は「のべ算」の一般的な解法ではありませんでした。

昨日児童が解いたのは「3つの座席を4人がシェアする。(交代で座る。)」問題でした。
この問題を児童は立っている1名に焦点を当てて解いたのです。
こうしてスポットを当てる場所を変えて考えるのは、児童が前回授業で学習した問題を解くときのアプローチと同様でした。

前回問題で「休んでいるBさん」について記述されていたところを、視点を変えて「ひとりで仕事をしているAさん」に注目して解くという手法を児童は学びました。
昨日の問題でも前回も問題と同様に発想の転換がありました。
児童は「座っている3人」ではなく「立っている1人」に注目することで、この問題を非常に簡便に解くことができたのです。

塾長は、児童が問題を解くときに「違う角度から眺めてみる」ことが自然とできるようになってほしいと願っています。
その習慣が身に着けば問題を簡単に解く方法が見つけやすくなるのはもちろんのこと、勉強する楽しさが大幅アップすること請け合いです。
塾長は、児童生徒が楽しく学び続け、その結果として学力が伸長し続けることを、学習の理想形と考えています。

昨日児童は初めて円周率を学びました。
児童は、円に内接する正n角形のnを増やして行くと、正多角形は円に近づいて行くことを視覚的に理解しました。
そして、児童は円周率の近似値を求めることを学びました。
児童は、試行錯誤を繰り返しながら近似値を求めて行く過程で、自然科学の基本ともいえる「実験と考察」の手法を体感として覚えることができました。
児童のこの経験は今後の理数学習に必ず生かされることでしょう。

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