2020-09-05

QED進学塾の高校受験生~昨日の初授業

QED進学塾の高校受験生は昨日が初授業の日でした。
受験生が登塾すると直ぐに数学と英語のテストを実施しました。

数学のテストは小2から今までに習った計算の全てが試験範囲でした。
受験生は『計算の級別トレーニング』の20級から1級までの各級から1問ずつの計20問を解いて、なんと14問を正答しました。
5点×14問=70点(100点満点)の高得点でした。
受験生が得点できなかった30点は、中2の連立方程式以降の問題で、級で言えば6級から1級の問題です。
どこまでが解けてどこからが解けないのかが明確になりました。
この試験結果を活かして、来週から連立方程式の計算を学習します。

英語のテストは英作文を5問解いてもらいました。
中1履修範囲から1問、中2と中3の履修範囲からそれぞれ2問ずつ、以上の計5問です。
このテストでこれからどんな学習をすべきかが見えてきました。

【英単語】
英単語の発音と文字とを一致させることで覚えやすくなります。
たとえば、ouやowは「オウ」ではなく「アウ」と発音します。

昨日の授業で受験生は、その日に習ったばかりの「アウ」を活用して、How(どのように・どのくらい)を「ハウ」と発音することに納得していました。
受験生は、発音と文字をセットにして覚える、英単語の学習法が気に入ったようです。
この勉強法で英単語を学習し、英語の語彙力を増やして行きたいと思います。

【英文法】
英文法は、国語の文法と並行して学習することで理解がすすみます。
たとえば、国語の述語には動詞・形容詞・形容動詞の用言をはじめ様々な品詞の単語を用いることができますが、英語はそうではありません。
英語の述語に用いられるのは動詞のみで、だから「述語動詞」という言葉があるのです。

昨日塾長は、国語の文法(述語から主語を見つける方法)、国語の作文の書き方(いつ どこで だれが なにを [どのように・どのくらい] どうした。)、英語の疑問詞(5W1H)、英作文の語順、英語の5文型、これらのことを全て関連付けた授業を展開しました。

受験生は、その授業をスムーズに理解することができました。
国語も英語も文法を理解する能力の高い子なのです。
その子の能力の高さを生かすべく、塾長はこれからの英語の授業を英作文と英文法を軸に進めて行くことにしました。

英文法の力が最も顕著に表れるのが英作文です。
埼玉県公立高校入試の英語では、「5文」と言われる5行の英作文が毎年出題されています。
来年も間違いなく出題されることでしょう。
試験に必ず出ることが分かっている問題ですから、勉強のしがいがあるというものです。

昨日の授業を振り返って。
受験生は昨日が初授業の日だったにもかかわらず、あっという間に教室になじんでいました。
ずっと昔から通塾している生徒のようでした。
受験生の学習に対する姿勢は積極的です。
そして「楽しく学ぶ」ことが初日からできている点が何より素晴らしいです。
この前向きな気持ちで学習を継続して行けば、成績が上がらないはずがありません。
第1志望校合格への道筋が見えてきました。

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