2020-09-01

QED進学塾の小学5年生~昨日の国語・算数

QED進学塾の小学5年生の昨日の国語・算数です。

【国語】
児童が文法の問題を家庭学習してきました。
それに合わせて、昨日は久しぶりに文法の授業をしました。

【塾長の自作問題】今日は よい 天気だ。
上の文の主語・述語は何ですか。

【児童の答案】
主語=今日は。述語=天気だ。

【解答】
主語=なし。述語=天気だ。

塾長が「どうして『今日は』が主語だと思ったの?」と尋ねると、
児童は「『は』がついているから。」と答えました。
これはよくある間違いです。
「は」が付いているからといって、その文節が主語である保証はどこにもないのです。

1.「。」がついている文節が述語。(倒置法の文を除く。)まずは述語を見つけること。
2.次に述語に「なのは」を付ける。
3.2.に続けて「だれが?・なにが?」と質問する。
4.3.の答えが主語である。
このような4段階のステップを踏めば、主語を見つけることができます。

「主語・述語」の見つけ方を学習したのは随分と昔のことなので、児童がそれを忘れていたのも無理からぬことです。
昨日はいい復習の時間が取れました。

昨日の国語の文法の授業では、新出事項も学習しました。
それは「副詞の呼応」です。
文法用語が難しいので、塾長は補足説明で「『副詞の呼応』を易しく言うと『言葉のセット』」と教えました。

たぶん→う。
決して→ない。
(昨日の授業では「推量の助動詞」や「否定の助動詞」といった文法用語は使いませんでした。)

児童はこの2つの「副詞の呼応」を納得して覚えてくれました。

【算数】
(1)『まるいち算』
「練習問題1」の2番を小テストしました。
児童は3分21秒の好時計で見事完答してくれました。

次のページからはいよいよ「2時間目」です。
昨日は「2時間目」の第1問と第2問を学習しました。
一気に2問を学習するのは珍しいことです。
その心は・・・
「10%」と「10%増し」の違いを明確に理解してほしかったからです。
児童はその違いを「消費税」を求める問題と、「税込み価格」を求める問題の2問を解いて知ることができました。

また、児童が歩合の「割・分・厘」を覚えていないことが判明したので再学習しました。
念のため、明日の授業で歩合のテストを実施します。

(2)『計算級別』
14級(分数の四則混合計算・小数を含む)の宿題を見ました。
約分漏れが1問あったので、それを防ぐ「式の見方」を教えました。
1日2問の日割りの宿題は今後も継続です。

(3)『力がつく計算ドリル 小学6年生』
「単位量あたりの大きさ」の1ページの宿題は完璧でした。
次回は、次ページを宿題に出します。

そこから1ページ飛んで「みはじ」も宿題に出ていました。
児童「この問題に『み』と『じ』はあるんだけど『は』はどこにあるの?」

塾長はこの質問の意味が直ぐに分かりました。
児童は、問題文の「1時間当たりの道のり」を文字通り「道のり」と理解したために、「速さ」がないと勘違いしたのです。
昨日の授業で児童は「1時間当たりの道のり」が「速さ」であることを知りました。

それを定着化させるために、先週の宿題と同じ問題3問を再度宿題にしました。
「言葉」「単位」「数字」の3つを1つの「てんとうむし」の図に書き込んでから、この3問を解くように塾長は児童に指示を出しました。

(4)『コア』
「百分率」と「歩合」の宿題が1ページ出ていました。
児童は見事満点を取りました。
「割・分・厘」の用語を正しく覚えていなくても、正答にたどり着ける出題形式だったようです。
明日の授業でもう一度「割・分・厘」のテストをしてから、次のページへと進みます。

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