2020-09-03

QED進学塾の小学5年生~昨日の国語・算数・社会科

QED進学塾の小学5年生の昨日の国語・算数です。

【国語】
1.主語・述語の見つけ方。
2.副詞の呼応(たぶん→う。)
3.副詞の呼応(決して→ない。)
この3問をテストしました。

児童は自力で1.を詳細に説明することができました。

ところが、2.の「う」がなかなか出てきませんでした。
塾長がヒントを3つ出したところで、児童は「う」と答えてくれました。
この「う」は「推量の助動詞」です。
ことのついでに「う」が「意志の助動詞」である場合も併せて学習しました。

一方、3.は即答でした。
加えて(全く→ない。)も学習しました。

さらに、(一つも→ない。)も学習しました。
「一つも」は「名詞+副助詞」であり、副詞ではありませんが、このような例もあることを知っておいてほしかったからです。

【算数】
(1)『まるいち算』
新しい問題には進みませんが、2問だけテストをしました。
4.本体価格500円の消費税(10%)はいくらですか。
5.本体価格500円の税込み価格はいくらですか。2とおりの解き方で求めなさい。

児童は、4.を即答で正解しました。

5.の1つ目の解き方は、4.の答えを利用して、
500+50=550[円]。

5.の2つ目の解き方は・・・・・
児童「(火曜日に)まるいち算の復習をしているときから、あまりよく分かっていなかった。」

児童は「5.」の問題が、月曜日にまるいち算で学習したばかりの問題の類題であることに
自分で気付いて、塾長に上記の申告をしてきたのです。
ここまで自力で考えることができれば立派です。

5.の2つ目の解き方は、
100+10=110
500×110/100=550[円]。
これを理解した児童の顔は輝いていました。

【社会科】
児童「南アフリカの消費税(14%)は高いんだねえ。」
塾長「もっと高い国もあるよ。」
児童「どこ?」
塾長「デンマークは25%。」
児童「うわあ。高すぎ。」
塾長「しかも、デンマークには軽減税率もないんだよ。」
児童「なんでそんなひどいことに・・・」
塾長「国民がそういう党に投票したからだよ。」
塾長「でも、デンマークは高い税金を取っている代わりに、大学まで学費がただなんだよ。」
(以下略)

児童はこのような質疑応答をとおして多くのことを学びました。
政党の仕組み、投票の仕組み、大きい政府(高負担・高福祉)、その対極の小さい政府(低負担・低福祉)・・・・・などなど。

最後に塾長は児童にこんな質問をしました。
「消費税が5%だけど全部自分でお金を出さなければいけない党」と「消費税が25%だけど自分出すお金は少なくて済む党」だったら、どっちに投票したい。

児童は、少考ののちに「5%」と答えました。
塾長がその理由を尋ねると児童は、「税金が高かったら自動車が買えないから。」と答えました。

公立中高一貫校の検定試験には「対照的な意見のどちらかを選択し、かつ自分がそれを選択した理由を述べる。」問題が出題されます。

昨日は「公民」の勉強とともに記述問題の練習もできて有意義でした。
児童が社会の仕組みに興味を持って、次々と質問をしてくれたおかげです。

【算数】
(2)『計算級別』
14級(分数の四則混合計算・小数を含む)の宿題を2問見ました。
前回の宿題で児童がうっかり見落とした約分も、今回は完璧にできていました。

(3)『力がつく計算ドリル 小学6年生』
「みはじ」の「てんとうむし」の児童の習熟度が大幅に向上しました。
児童は「言葉・単位・数字」の3つともを流れるように書いていました。

(4)『コア』
6.「割・分・厘」のテストをしました。
「1分=100分の1=0.01=1%」
児童はこれらが何とか言えるようになりました。
「スラスラ言える。」ところまで習熟度を上げて行きたいところです。

単位変換が必要な「みはじ」の問題は来週学習します。

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