2021-04-05

QED進学塾の新小6生~今週の学習予定

QED進学塾の新小6生の今週の学習予定です。

今週はいつもと違って、算数をまず始めに学習します。
その問題は、合同な四角形の作図問題です。

国語は、児童の家庭学習の進度に合わせて学習します。

理科は「オームの法則」と「振り子」を学習します。
「オームの法則」では、乾電池の電圧が1.5Vで豆電球の抵抗が1Ωのとき、この回路には1.5Aの電流が流れることを「てんとうむし」を用いて導く練習をします。
また、「振り子」では、前回授業で実験した「周期が2倍のとき、ひもの長さは4倍。」についての考察を深めます。
今週は「周期が3倍のとき、ひもの長さは9倍。」となることを実験で確かめ、先週の実験と合わせてどんな法則性があるのかを、児童に考えてもらう予定です。

また、けん玉を用いて振り子の実験を行います。
これは、周期とひもの長さの相関を学ぶ実験です。

先週、児童は『コア』の問題の「正6角形の1つの内角を求める。」を、正6角形を6つの正3角形に分割する解法で求めました。
今週は、その別解を2つ学習します。
2つとは、外角の和または内角の和から1つの内角を求める解法のことです。

さて、今週は『まるいち算』の最終問題(ニュートン算)に挑戦します。
この問題は、なかなかの良問です。
問題で与えられた数値を2つ無視することで、問題を簡略化することができます。
(『まるいち算』に掲載されている解答では、無視できる2つの情報も使って問題を解いていますが、それではこの問題の意義が半減してしまいます。)
児童の情報処理能力(情報の取捨選択)を養うのにもってこいの問題です。
「なぜその情報が不要なのか」の理由を児童にじっくりと考えてほしいと思います。

この問題のように、「その数値が無くても問題が解ける数値」をあえて問題文に混ぜる中学入試問題は、10年ほど前から徐々に増えてきています。
つまり、この問題は入試対策として意味があります。

入試からは話がそれますが、情報化社会のより高度な発展は今後ますます進行すると思われます。
そのような時代を生きて行くうえで、情報を取捨選択できる能力はより必要性を増すのではないかと塾長は考えています。
その必要性は、これから長い長い時間を生きて行く児童にとって非常に大きいものだと塾長は思うのです。

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