2021-04-18

QED進学塾の中学2年生~毎回の小テスト(2)

QED進学塾の中学2年生は、ゲームが大好きです。
ゲームの世界では、様々なパラメータが点数化されて明示されます。
つまり、勝ち負けがはっきりする優勝劣敗の世界と言えます。

先週から塾長は中2生の小テストの試験問題にひと工夫を加えました。
「点数」をより細分化したのです。
数学のテストならば、
途中式5点+答え5点=計10点。
10点×10問=100点満点。
このように細分化しました。

中2生は、途中式を省略して書いて、その結果答えが違うということを頻発させていました。
これを改善するには、塾長が「途中式もちゃんと書こうね。」と言うよりも、「途中式にも得点を与える。」と言ったほうが効果的だと塾長は考えたのです。
ゲームが大好きな生徒のことですから、「これで〇点。ここで□点。」のようにしてポイントを絞り、ゲーム感覚で得点を稼いでいくのが向いていると塾長は思いました。
「点数の細分化」は生徒の楽しみと学力向上の一挙両得を狙ってのことだったのです。

英語も同様に、
1.各1点×5段×6行=30点。
2.「母音↓」「←子音」各1点で2点。
3.「子音5つ」各1点で5点。
合計37点満点。
このように細分化しました。

何でも大雑把に捉えすぎて失敗することの多かった中2生ですが、上記1.2.3.の一つ一つに照準を絞り込み「各個撃破」の精神で学習してほしいものです。
細分化されたひとつひとつの学習項目に生徒が集中して取り組み、そのひとつひとつの「細胞」を連携させて、まとまった「組織」を作り上げて行ってほしいのです。

ひとつひとつを丁寧に。
そんな学習習慣を生徒が身に着けてくれることを塾長は強く願っています。

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