2020-08-08

QED進学塾の塾長~考え方・教え方(11)

QED進学塾の塾長は、2020年6月13日よりQED日誌に連載記事を書き始めました。
今日は8月1日の連載記事(第10回)の続き(第11回)です。

半年ほど前のことです。
塾長が通っているジムでよく会うKさんが、こんなことを言っていました。
「社内の試験の勉強しなきゃいけないのに、今日は我慢しきれずジムに来ちゃった。何だか罪悪感があるなあ・・・」

塾長はこう返しました。
「気分転換は必要よ。帰ったらまた勉強すればよいのよ。」
「それに試験の合否は勉強したかどうかで決まるんだもの。運動したかどうかでは決まらないから。」

Kさんは「そうだよね!」と納得して表情が明るくなりました。
そして、Kさんは45分のスタジオレッスンで体を動かし、お風呂に入って帰宅したのでした。

「うちの子は受験生なのにスマホをいじってばかり。入試が終わるまで端末を取り上げようかしら。」
塾長にこう言う保護者さまは多いです。

こんなとき塾長は「勉強時間だけスマホを預かるというのはどうでしょう?」と保護者さまに提案します。
そして、塾長は受験生とその保護者さまにこう言います。
「入試の得点は、受験勉強の量と質の積で決まります。勉強時間以外に何をしたかでは決まりません。」

たとえば、受験生が受験勉強の時間を「毎日最低でも200分(50分×4回・休み時間10分ずつ)頑張ろう。」と決めたとします。
すると、自分で決めたその時間は、勉強道具だけしかない空間に身を置くのです。
スマホ・お菓子・マンガ・・・勉強に関係のないものは全て自分の手の届かないところへ押しやります。

勉強が終われば何をしようと自由、10分の休み時間も自由時間です。
長い受験戦線を戦い抜くにはメリハリが大切です。
入試が終わるまでは、勉強しなくてよい日など1日もないのですから。
例外は病気をしてしまった日だけです。

ここまで受験勉強の「量」について書いてきました。
「質」についてはまた次回の連載記事にて。

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