2020-03-12

QED進学塾の小学生~素因数分解を学習

QED進学塾の小学生は、昨日素因数分解を学習しました。

前回の算数の授業でのことです。
1ダース=12本。
2ダース=24本。
3ダース=36本。
(以下略)
12の倍数を学習していたところ、児童が自発的にこう言いました。
「3×8=24。4×9=36。(かけられる数と書ける数が)1個ずつ多い。」
塾長はそれを聞いて驚きました。
積から九九が、たとえば24を聞いて三八二十四が一瞬で言える子は、中学生でもそう多くはないからです。
塾長は児童を褒めちぎりました。
児童は得意満面です。

そこで、塾長は昨日の学習単元に「素因数分解」を選んだのです。
児童が褒められたばかりの九九を利用して気分よく勉強できるから、そうすれば学習効率を最大化できるから、というのが素因数分解を選んだ理由です。
児童はサクランボ図の書き方を学び、図を見ながら素因数分解の式を書くことを練習しました。
あっという間に上達し、練習問題の3問目には自力で完答できるまでに熟練度が上がりました。

児童は用語の学習もしました。
「素因数分解」という言葉は新小学5年生には難しいのです。
・素=いちばん小さい。
・因数=かけ算の数。
・分解=分ける。
∴素因数分解=いちばん小さいかけ算の数に分けること。

そして、塾長は素因数分解の宿題を出題しました。
『36を素因数分解しなさい。』
その宿題を見た児童は「四九三十六、六六三十六、3ダース(3×12)」の3つをすらすら言えました。
なので、塾長は児童に3通りのサクランボ図で解いてもらうことにしました。
宿題の出来栄えが楽しみです。

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