2020-02-04

QED進学塾の小学生~漢字の成り立ち

QED進学塾の小学生は、昨日の国語の時間に漢字の成り立ちを学習しました。
語句を学習する教材を学習していた時のことです。
同教材には外来語の学習も含まれ、昨夜は「ボランティア」が登場しました。

塾長「ボランティア活動=奉仕活動だよ。」(ただし「奉」はひらがな)
生徒「奉仕?」
塾長「奉=(して)あげる。仕=仕える。仕事ね。」

ここで塾長は、生徒のノートの「仕」のつくりが「土」になっていることに気づきました。

漢字の大半は、形声文字です。
つまり、意味を表す部分と音をあらわすと部分とが合わさってできています。
仕事の仕は、にんべんが人という意味を表し、つくりの士がシという音を表しているのです。
ということは、読み方を知らない漢字があっても、右半分・左半分・上半分・下半分のどれか半分だけを指で隠すと、残った半分から音読みが類推できるのです。

このことを知った生徒の目は輝いていました。
漢字はひたすら覚えるもの、そう思い込んでいる生徒は多いものです。
しかし、暗記という単純作業の繰り返しほどつまらない勉強はありません。
ときとして、その無味乾燥な作業がどうしても必要な場合もありますが、それは最小限にとどめたいと塾長は考えています。

仕組みや意味を理解しながら覚えることは楽しく、そうして覚えたことだけが「血肉となった知識」として身に着くのです。
そしてそれはずっと忘れない知識になります。
そんな勉強を日々積み重ねて行きたいものです。

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