2020-02-16

QED進学塾の塾外生~国公立大学2次試験まであと9日

QED進学塾の塾外生に塾長は数学を教えています。
国公立大学2次試験まであと9日です。
残り日数1桁、いよいよ大学受験も最終盤戦に突入です。
この期に及んで何か新しいことに着手してはいけません。
それは、大学入試に限ったことではなく、中学入試・高校入試、他すべての受験に共通することです。

国公立大学2次試験の入試問題には落とし穴が多々あります。
陥穽に嵌ってしまわないための最終確認が必要です。
たとえば、整数問題。

【問題】自然数nについての方程式が整数解を持つとき、nの値を求めよ。
さて、この方程式がnの1次式A、Bの積に因数分解されたとしましょう。
因数分解した式が、「AB=自然数。」

受験生「何だ。簡単じゃん。」
そう言いながら間違えてしまった受験生を、先週塾長は見たばかりです。

この問題の落とし穴は、nが「自然数」で、解が「整数」であることです。
つまり、その受験生は「AとBがともに正。」となる場合の検証はしていたけれども、
「AとBがともに負。」となる場合の検証がすっぽりと抜け落ちてしまっていたのです。

このような例は枚挙にいとまがありません。
詰めの甘さは命取り。
残り9日間で「最後の詰め」をしっかりと行ってほしいものです。

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