2010-04-29

国語力(2)

国語力は読書量に比例すると言われています。
本の好きな子は自然と読解力・語彙力が向上して行くものです。
そうでない子は・・・
無理に「読みなさい」と言っても本人にとっては苦痛なだけ。
集中して読んでくれることなどまずあり得ません。
そこで「偏読のすすめ」です。
興味関心のあるジャンルの本なら
高い集中力を持って読むことができるからです。
算数の文章題が5行以上に及ぶと露骨に嫌そうな顔をする子。
これがポケモンの本となると話は一変します。
ものすごく分厚い本なのに隅から隅まで精読しています。
バランス良くいろいろなジャンルの本を読み
幅広い知識と教養、そして国語力を身につける。
それが理想形であることは否定しません。
しかし嫌々読んでいては身につくものも少なそうです。
それならば興味関心の持てる本を食い入るように読んでくれたほうが
よほど力がつくことでしょう。
ちなみに一昨年の国語教材のひとつは
どうぶつの森』(DS=ゲーム攻略本)でした。
難しい言葉も数多く含まれていたのですが
かなりのハイペースで読み進めることができました。
1冊読み終わった後には・・・
その子の文を読むことに対する抵抗感がなくなり
国語の成績も向上していました。

0 件のコメント:

コメントを投稿