2010-04-14

学ぶということ

大手進学塾に通い、連日夜遅くまで勉強して
私立中学校に合格したもののその後の伸びがない。
燃え尽き症候群です。
がんばりすぎて、疲れきって、
だからそのあとががんばれない?
ほんとうにそれだけでしょうか。
他にも原因があるように思えます。
大きく分けて二つ。
ひとつは大手塾での授業のあり方です。
昨日の日誌記事の円錐台を例にとるならば
③の公式による解法を教える。
(児童がその意味を理解できないことは百も承知の上で)
試験でそれが使えるように反復練習する。
出題されれば最短・最速で答えが出せる。
そこで生まれた時間は他の問題を解く時間に回せる。
目先の試験で効率よく点数を取らせることだけを考えるならば
上記は最善手であるといえます。
しかしそんなことで点が取れたとしても
本当の学力が身についたことにはなりません。
たとえ回り道であっても理解可能な解法で
(昨日の円錐台なら②の解法)
そこから多くのことを学ぶ。
本当の力をつけること。
いいかえると血肉になる知識を身につけるには
地道に取り組むよりほか道がないと思っています。

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