2010-04-26

国語力(1)

Q.E.D.進学塾の国私立中学受験クラス(小6)
昨年11月末からは算数の教材に
入試問題のみを集めた問題集を使用しています。
ときにはこんなやさしい問題も。
【問】
A,B,Cの3つの容器に合計44.1Lの灯油が入っています。
A,B,Cから同量の灯油を使用したところ
Aにはもとの1/3,Bにはもとの1/4,Cにはもとの1/5だけ残りました。
最初Bに入っていた灯油は何Lですか。
【問終】
全員がノーヒントで解けました。
しかし解答の速度には大きな差がありました。
ものの2分で解いたのは国語の得意な女児。
算数の得意な男児が4分ですから倍の速さです。
その女児のノートを見ると
『同量の灯油を使用』に下線が引いてありました。
文章の肝がどこにあるのかを見抜く力は
教科を問わずあらゆる場面で活かされます。
国語が全ての教科の基礎であることを
再認識させられたできごとでした。
ではその国語力はいかにして養うのか。
それは次回に譲ります。

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