2009-01-27

問題を解き切る力を身につけよう(6)

さて今回は、前回の記事で1行しか触れなかった「宿題」についてです。
【Q.E.D.進学塾の授業例】
1.②(4)のみ説明する。
2.②の他の5題は宿題とする。

1.では「面積算」「仕事算」「流水算」の3つの解法を学びました。
2.の宿題は各生徒に好きな解法を選択してもらいます。
三つの解法のうち一つだけを選ぶもよし、
問題によって複数の解法を使い分けるもよしです。
1月13日の記事『脳の性差
にて男子生徒と女子生徒の学習方法に差異があることを書きましたが
それだけでは語れない、もっと大きな個人差があるのも事実です。
好きこそものの上手
自分が納得できる解法を選択することで理解・吸収は大幅に向上します。
いつでも引き出せる解法として定着するので
単にその問題が解けるだけでなく、
他の問題を解く際に応用が効くのです。
基礎学力の定着と応用力の養成を同時に図れます。
問題を解き切る力はこうして培われていくのです。

【関連記事】
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Q.E.D.日誌: 問題を解き切る力を身につけよう(2)
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