2009-01-22

問題を解き切る力を身につけよう(1)

昨日まで5回シリーズで『中学受験~国私立中学入試問題における良問とは』について連載してきました。

今日からのテーマは
問題を解き切る力を身につけよう
です。
Q.E.D.進学塾の授業で決してやらないことがあります。
①詰め込み②パターン学習です。
①問題を解くのに必要な知識・解法を詰め込み、
②①のうちどれを使ったら最短・最速で解けるかを
 問題を見た瞬間に判断できるようにパターン化して整理。
入試頻出問題に絞って①②を反復演習すれば成績は上がります。
(入試頻出問題は公開会場模試頻出問題でもある)
しかしこれでは短期的に学習効果を上げることはできても
長期的にはむしろマイナスに働きます。
本質を理解することや考える力を養うことの妨げとなってしまうからです。
私立中学校合格後も学習は継続します。
入学してからの学力の伸びを阻害するような学習指導をしてはいけないのです。

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