QED進学塾の教育理念・授業方針についてQED日誌に連載記事を書きます。
今夜はその第78回目です。
テーマは中3生の受験勉強について(40)。
さて、ほとんどの生徒がちんぷんかんぷんの「分詞」ですが、塾長はこう説明しています。
「元は動詞、今は形容詞。」
まずは、品詞を明確にすることが「分詞」を学習する第1歩なのです。
これさえ頭に入っていれば、
I playing the guitar.
のような間違いは防げるのです。
この英文を正しいと考えている子はほぼ例外なく、
「I=S, playing=V」と思い込んでいます。
だから「I playing the guitar.」と書いて平然としていられるのです。
そんな子に対して塾長は、次のような英文を見せます。
This red.
さすがにこれはおかしいと、ほぼすべての生徒が言います。
そして、「This is red.」と正しい英文に修正してくれます。
生徒が修正してくれたのち、塾長は説明します。
redは形容詞です。述語動詞ではありません。
よって、完全な英文となるためには、述語動詞が必要です。
主語がthisなので、述語動詞にはbe動詞の「is」を書きます。
ここまでくれば、全ての生徒が、
「I am playing the guitar.」と、
先ほどの誤文訂正をすることができるのです。
英語が得意な生徒向けに、塾長はもう少し説明を加えます。
「This is red.」のように形容詞が補語Cとして用いられる用法を「叙述用法」と言います。
この英文は第2文型SVCですが、第5文型SVOCのCが形容詞である場合も「叙述用法」です。
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