2018-09-12

QED進学塾の教育理念・授業方針~QED日誌に連載記事(67)

QED進学塾の教育理念・授業方針についてQED日誌に連載記事を書きます。
今夜はその第67回目です。

テーマは中3生の受験勉強について(29)。

She gave a book to him.・・・第3文型SVO。
She gave him a book .・・・・第4文型SVOO。
第3文型と第4文型の書き換えは、高校入試の頻出問題です。

ここで根源的な問いです。
入試頻出問題とは何でしょうか。

入試によく出る問題。
至極当然な答えです。

では、どうしてよく出るのか。
それは、差が着きやすい問題だからです。

全員が解ける問題や誰も解けない問題は、試験問題としての意味を持ちません。
解ける生徒がいて解けない生徒がいて、そこに得点の「差」が生まれるからこそ、「試験問題」と呼べるのです。

正答率が50%前後の問題を標準問題とするならば、5%以下は超難問、95%以上は非常にやさしい問題と言えるでしょう。
そして、さまざまな難易度の問題をバランスよく組み合わせて作られているのが、入試問題や模試の問題なのです。

第3・4文型の書き換え問題は、難易度を自在に操れる点で試験問題に適しているのです。
では、具体的にどうやって操るのか、それはまた次回です。

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