Q.E.D.進学塾の小学5年生のKoくんは、小数のかけ算・わり算を学習中です。
【問題・答え】6×1.4÷1.2=7
【解き方1】
筆算を2回行う。
1.4×6=8.4
8.4÷1.2=7
【解き方2】
分数に直す。
6/1×14/10÷12/10
=6/1×14/10×10/12
=7
塾長「どっちで解きたい?」
Koくん「【解き方2】がいい。」
即答でした。
何も考えずがりがり筆算をするだけの【解き方1】は、何の工夫もありませんが、基礎的な計算力を身に着ける練習になります。
一方、筆算の必要のない【解き方2】は、機械的な計算力を伸ばすことはできませんが、計算の工夫や知識・技能を養うには適しています。
算数・数学の解き方はひとつではありません。
また、児童・生徒によって好みはさまざまです。
塾長は、単一の解き方のみを教える指導はしていません。
複数の解法を教え、その中から自分に合った解法を塾生自身に見つけてほしいからです。
Koくんは、木曜日の算数の授業で【解法2】を迷わず選択しました。
Koくんが、自分の気に入った解法に熟達してくれることを、塾長は願っています。
そのために、塾長はKoくんに宿題を出しました。
1日1問の宿題ですが、毎日類題を解くことで解法は身に着くものなのです。
0 件のコメント:
コメントを投稿