2023-12-08

QED進学塾の中学1年生(E)~1年1学期の地理の復習(4=最終回)

QED日誌の昨日の記事のつづきです。

すると、塾生は、社会科を学びながら同時に理科や算数・数学をも学んだりすることができます。
そのような学習を日々重ね続けた子は、5教科の成績が総合的に伸びて行く素地が自然と出来上がってくるのです。

そうです。
もうひとつの理由は「総合的学力の伸長」なのです。
特に、高校入試においては「5教科の総得点+内申点」の和が、合格点に到達しているかどうかで合否が決まります。
だからこそ、塾長は塾生の5教科の学力を総じて底上げすることを、どの教科・科目の授業であっても常に念頭に置いて、毎日の授業を組み立てているのです。

Eくんが質問したのは、地理の「時差の計算問題」でした。
そして、Eくんが2時間授業の中で解いた、同計算問題はたった1問だけでした。
その1問からEくんは、経度の基準となる地点や日本標準時子午線といった「地理」の勉強はもとより、理科(地学)の地球の自転と公転を学び、算数・数学の比例式の解法までも習得することができました。

もしも3時間授業だったら(授業時間がもう1時間長ければ)、
塾長は、大航海時代から産業革命に至るまでの「歴史」の授業をしたでしょう。
なぜならば、その歴史を学ぶことで「どうしてイギリスのロンドンの旧グリニッジ天文台が経度0度なのか。」をEくんが理解することができるからです。

もしも4時間授業だったら(授業時間がもう2時間長ければ)、
塾長は、地図の様々な図法の美点と欠点とを教えます。
「歴史」からもう1周回って「地理」に戻ってきましたね(笑)
すると、Eくんは、大航海時代の船乗りの地図がどうしてメルカトル図法だったのか、どうして経度0度が「天文台」だったのか、それらの理由を知るところとなるでしょう。

「なぜ」「どうして」の疑問が次々と解き明かされていく授業は、授業を行う先生も、それを受講する生徒も、双方が楽しめるものです。
楽しく学びながら、学力が総合的に伸びて行く。
これがQED進学塾の目指すところです。

Eくんは、授業を楽しんでいて、学力も順調に伸びています。
塾生全員がそうなってくれることが、塾長の願いであり、これからの努力目標でもあり、もっと厳しい目で見れば「義務」であると言えるでしょう。

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