2023-12-05

QED進学塾の中学1年生(E)~1年1学期の地理の復習(1)

QED進学塾の中学1年生のEくんの1年1学期の地理の復習です。

いつもEくんは、その日の学習テーマを自分で設定してから登塾して来ます。
学習意欲満点です。
このような学習姿勢が、Eくんの学習効果を高めるのに大いに役立っていることは間違いありません。
毎授業の冒頭に塾長は「Eくん、今日は何から勉強したい?」と尋ねます。
すると、Eくんは「今日は英語の現在分詞を勉強したい。」などと明確に答えてくれます。
さらに、「この英文のこの部分がどうしてそうなるか分からない。」のように、質問の内容も非常に具体的です。
Eくんの授業は、毎回こんな感じで始まるのです。
これで学力が向上しないわけがありません。
Eくんは「The優等生」と言えるほど模範的な生徒なのです。

そんなEくんが、塾長の「今日は何の勉強をしたい?」の問いに対して、今回だけは珍しく「うーん、何を勉強しようか。」と答えました。
折しも2学期期末試験が終わったばかりのタイミングだったのですが、それでも塾長は「テストが終わってEくんの気が抜けている。」とは露ほどにも思いませんでした。
常日頃のEくんの学習態度・姿勢が素晴らしいので、自然とそうなったのでしょう。

そこで、塾長はEくんに「予習か復習か迷ったの?」と尋ねました。
すると、Eくんは「うん。」と肯定し、さらにこう続けました。
「テスト範囲の復習は、答案返却を待ってからのほうが勉強しやすい。」
「今週の学校授業はおそらくテスト反省一色だろうから、学校の予習をするタイミングでもない。」
なるほど、よく考えられています。

塾長は、こう提案しました。
「もっと前に習ったことの復習でもいいよ。」
「(1年生の)1学期に習ったことでもいいし、小学校の復習でもいい。」
それを聞いたEくんの目が輝きました。
「(1学期に習った社会科=地理の)時間の計算を教えてほしい!」
塾長は「よし、今日は(授業時間の)2時間全部それを勉強するよ。」と弾んだ声で答えました。

つづく

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