Q.E.D.進学塾の小学生たちは、塾の算数の時間に複数のドリルを小分けにして学習しています。
たとえば、小学4年生のYちゃんは、毎回3冊の算数ドリルを学習しています。
1.『4年生のわり算』・・・・・・0.5ページ。
2.『4年生の分数・小数』・・・0.5ページ
3.『4年生の文章題』・・・・・・1ページ。
上記3冊合計・・・2ページ。
また、小学6年生のFちゃんは算数ドリル2冊と中学入試対策問題集1冊を、同学年のKくんは算数ドリル2冊を、それぞれ同時並行で学習する毎日です。
このように、複数の算数教材を毎日少しずつ学習する方式に変えてから、数か月が経過しました。
それ以前の「1冊ずつ学習」する方式と比べ、児童の学習への集中力が増し、その結果として学習効率が向上しています。
教材を1冊ずつ学習するメリットは、新しい知識・技能を一気に習得できる点にあります。短期集中型で多くの演習量を確保できるからです。
一方、復習教材を同時並行で学習する利点は、児童の学習への意欲や集中力を高く保てることです。教材の切り替えの度に目先が変わり、児童を飽きさせることがないためです。
このように、「1冊ずつ学習」「同時並行で学習」の双方に良い点があります。
塾長は、後者にやや分があるように感じています。
通常は複数の算数教材を同時に学習し、特に難しい単元に当たったときのみ1つの教材を集中学習する、このような使い分けをするのが最良であると、塾長は考えているところです。
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