QED進学塾の教育理念・授業方針についてQED日誌に連載記事を書きます。
今夜はその第40回目です。
テーマは中3生の受験勉強について(2)。
中1・中2での履修内容に積み残しを抱えている生徒は多数います。
そのような生徒は、学校の授業進度に十分ついて行けてはいないということです。
では、当該生徒が中3になった途端に学校授業について行けるかというと、そんなことはありません。
つまり、中1・中2での既習事項に穴のある生徒は、中3でも新たな穴を生むことが予想されるのです。
新たな穴を回避するには、日々の学校授業の復習をするための家庭学習時間を増やすよりありませんが、それでは入試対策問題はおろか中1.中2の復習にすら手が回らなくなってしまいます。
時間は有限なのですから。
このようなことを考えると、八方塞がり、お先真っ暗に思えてきます。
ところがさにあらず、この難問を解決する方法がひとつあるのです。
学習事項の取捨選択です。
今すぐにやるべきこと、後回しにすべきこと、この2つを明確に分けるのです。
後回しにしたことは、夏休み・冬休みに学習すればよいのです。
しかし、生徒がどこが急場でどこがそうでないかを、自分で判断することは難しいでしょう。
そこで、塾が「今何をすべきか。」を生徒に明示してあげる必要があるのです。
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